一般的に中古車というと、価格・年式・走行距離・事故歴などが、
車両の判断基準になってきますが、
BMW Mモデルに関しては、さらに一歩踏み込んだ選定が必要になると思います。
(Mモデルに限らず、AMGやRSなどのハイパフォーマンスモデルに共通します。)
全9項目にわけてテーマを設定し、独断と偏見だけで執筆してみます。
(賛否両論はあろうかと思いますし、私の考え方が正しいとも限りません。)
中古車を購入するときの判断基準としての
走行距離はとても大事だと思っています。
が、それだけで決めてよいのでしょうか?
一般的に「年間1万kmが適正距離」だと言われています。
例えば2014年式の車で走行距離1,000kmで販売されているとして、
単純計算で2024年現在、1年間に100kmしか走っていないと判断できます。
その1,000kmの中身が大事なのであって、
見かけの1,000kmに判断を惑わされてはいけません。
サーキットを全開で走る1,000kmなのか、
近所のコンビニにしか行かない1,000kmなのか、
年1回の旅行で長距離の1,000kmなのか。
こういった部分は、前オーナーと親しい場合を除いて、
一般中古車販売サイトには記載がなく、
車両から読み取るしか方法はありません。
そういった点からもプロの中古車屋さんに
相談するのが一番よいと考えます。
上記と同様に、年式も「新しければいい」というモノではありません。
BMWなど海外の車はおおよそ3年ほどで、「LCI」と呼ばれる
マイナーチェンジが実施されますが、それ以外にも細かな点で差異が発生します。
往々にしてそれら細かい情報は国産車とは違い、
日本国内にはあまり入ってきません。
例えばF8X系と呼ばれるMシリーズでも、
大きくわけて、
2014年~2017年(前期)
2017年~2019年(後期)とありますが、
なかでも2018~2019年式は、DME(メインコンピューター)自体に
メーカーがロックを設定しているため、
カスタムにはいまいち向かない事もあります。
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